
こんにちは。院長の林 栄成です。
日曜日に今年最後となる矯正セミナーに参加するため東京へ行ってまいりました。
今回のテーマは、小児の混合歯列期における歯列矯正について
一般歯科医がどの程度関与していくべきかというテーマで
写真のような装置の製作実習を1時間ほど行いましたが
講師の先生の怒涛のトークを最前列で6時間以上聞きました。
非常に内容が濃く、頭の中を整理するのが大変ですが
われわれ一般歯科医ができる範囲と矯正専門医に診てもらった方が良いケースの
線引きとを明確かつ、わかりやすく指導して頂きました。
インプラント治療と同じで、自分の出来る範囲を超えてはいけません。
また混合歯列期(乳歯から永久歯に生え変わる時期)での咬合のチェックポイントや
効果的な装置の選択と臨床上の注意事項を教えていただきました。
子供の歯並びが気になる親御さんは沢山いらっしゃると思いますので
簡単に子供さんの歯並びのチェックポイントをまとめます。
6歳臼歯が上下で咬み合い、上の前歯が生えてきた頃が最も大事です。
この頃に前歯の反対咬合が認められる場合は早期に治しておいたほうが良い場合が多いです。
また、この時期は乳犬歯、乳臼歯が健全な状態でお口の中で機能していなければなりません。
もしDやEと呼ばれる乳臼歯に大きな虫歯があったり、早期に脱落してしまうと
その後の永久歯の生え変わりに大きな問題が生じる可能性があります。
個人差はありますが、年齢的にはおおよそ8歳前後で小学2年生位のお子さんが多いです。
この時期に矯正の1期治療を始めることで
永久歯の生え変わりをスムーズに誘導することが可能となります。
また、装置によっては上顎の成長を促進させるものもあり
歯並びだけではなく、顎口腔機能の発育をサポートすることが可能となります。
お子さんの歯並びに関して気になることなどがございましたら
お気軽にご相談ください。
かかりつけ医として子供さんの永久歯の健全な生え変わりをサポートしていきたいです。
林 栄成
〒985-0862 宮城県多賀城市高崎2-15-6
TEL 022-794-7644
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